ドッグフードの選び方
ワンちゃんの毎日の健康をキープするために、良質な食べ物は欠かすことはできません。
あなたは、ワンちゃんの年齢・体型・体調・運動量などを考慮して最適なフードを選んであげる必要があります。ワンちゃんは我々人間とは違い、毎日必要な栄養素も全然違います。
あなたのワンちゃんは自分で栄養管理することはできないので、飼い主であるあなたが栄養管理する義務があります。
ワンちゃんの欲しがるものだけ与えていては、寿命を縮めるかもしれませんし、デブになって病気になるかもしれません。
ワンちゃんの必要栄養素を考えて、人間の食事で賄おうとすると30種類以上の品数を毎日ワンちゃん用に準備しなくてはなりません。
これは大変ですので、フードメーカーが研究したドッグフードが売られていますので、この中からあなたのワンちゃんに合ったものを選ぶのも一考ですね。
ドッグフードには
- おやつ
- サプリメント
- 総合栄養食
などがあり、「総合栄養食」はそのフードと水だけで、ワンちゃんに必要な栄養を全て満たすことができます。
フードの原材料について、日本では法的規制がないので、「ペットフード法制取引協議会」や「ペットフード工業会」といった組織が規制をしています。
フードは価格で分類すると
- エコノミー
- プレミアム
に分かれます。
高価なほうがプレミアムですが、これといった基準はありません。
形状から大きく3分類できます。
- 堅い「ドライフード」
- 缶詰などの「ウエットフード」
- 半練りの「セミモイスト」「ソフトドライ」
「ドライフード」は比較的安価で、毎日たくさん食べる大型犬に向いています。「ウエットフード」はちょっとお高いのですが、添加物が少なくて、自然食に近いのがGOODです。
でも…歯石が付きやすいのが難点で、一度開けてしまうと日持ちしません。
「セミモイスト」「ソフトドライ」も同じ感じです。
また、ワンちゃんの年齢による、必要な栄養素の変化から色々なものが販売されています。
分類は
- パピーフード
- 成犬用
- シニアフード
「パピーフード」は生後1年未満に与えます。子犬は人間に比べて12倍速く成長するので、12倍の栄養素が必要になります。
成犬でも、妊娠時や出産直後などたくさんの栄養が必要な時は与えることがあります。
「成犬用」は大人になってもパピーフードを与え続けると、必要以上の栄養を取ることになりデブになって、病気になるので成犬用を与えます。
「シニアフード」はおおよそ7~8歳になったら切り替えます。
普段から食事に注意を払ってあげ、運動量やうんちの様子をみてどのようなフードが良いか選んであげましょう。
悩んだら、獣医さんに相談するのも良いと思います。