お散歩中のしぐさ
お散歩中に足をひきずる
元気に歩いていたのに、我が家のマロン君は急に足を引きすりだした!
速攻で獣医さん行く。
レントゲン撮って、触診して・・・
「問題ありませんね」
一安心だ。
でも なぜ???
どうやら仮病だったみたい。
このような症状は、以前に具合が悪かった時に優しくしたり、かまってくれたのを覚えていて、それをもう一度味わいたいと思って、仮病を使ったのかもしれない。
おそらくこのような仕草は、寂しさから来るのでしょう。
我が家の場合は、引っ越しをして環境が変わったのが影響しているのかもしれない…
もしこのようなことがあったら、今以上にワンちゃんと過ごす時間を増やしてみてくださいね。
こんなときのもワンちゃんの仮病⁉
お散歩中に足を引きずる以外にも仮病の可能性が???
多く見受けられるのが、あなたが外出しようとした時です。
ワンちゃんはあなたの行動よ~く見ています。
着替えたり、帽子をかぶったり、バッグを持ったり等々
すると、「外出するな」と感づきます。
信頼関係がバッチリならOKなのですが、
あなたとの触れ合いが少なかったり、逆に多かったり、環境が変わったりすると
突然ぐったりしたようになったりします。
これも仮病の可能性が考えられます。病気のふりをして、あなたの外出を
させないようにしているのです。
これで外出をやめると、少し後に何事もなかったように接してきます。
お散歩中のスローダウン
スイスイ歩いていたのに急にゆっくりしだす。ケガしたようでもなく体は問題なさそう。しっぽをだら~として、暗い表情なら調子が悪いとわかりますが、そうだもなくてゆっくりしだしたら、ワンちゃんの興味を引くものがあったのでしょう。
猫の気配・友達犬のニオイ等々。この時は情報収集のためにゆっくり歩きます。また、強そうなワンちゃんがいるときにもそうなります。
ゆっくり歩くのは、ワンちゃんの世界では、敵意がない合図です。もし前にワンちゃんがいたら、無駄な争いを避けるためだと思ってください。
お散歩中に急停止
歩くのがゆっくりになったばかりでなく、停まってしまったら。
こんな時は周りを観察してみてください、もしかすると前方にワンちゃんの苦手な何かがないですか?
見たこののないもの、聞いたこのない音、あなたには何ともないものがワンちゃんには怖かったり不安だったりするものです。
通行止めの看板やダンプカーの大きな音なんかも、原因になり得ます。
あまりに怖くて固まった場合は、優しく声をかけて落ち着くまで待ってあげましょう。どうしてもダメなら、コースを変えるかお散歩を中止するものありですよ。
病院での犬の気持ち
僕らは病院が苦手なんです…。
元気になるためですが、やっぱりワンちゃんは病院が苦手。
病院でのワンちゃんのサインを見てみましょう。
★しきりに鼻をペロペロ
病院で鼻をペロペロしたら、気持ちを落ち着かせようとしているサインです。
カーミナルシグナルの代表例で、自分はもちろん相手にも落ち着いてほしいサインです。
★耳がさがる
耳はしっぽと同じく、ワンちゃんの気持ちを表します。大まかに言うと、立っていれば元気で、下がっていれば緊張や心配な状態です。
★体がカチカチに固まる
あまりに大きなストレスで緊張状態になってしまうと、体を硬直させます。病院の中でこうなったら緊張度合い最高です。
★しっぽが下がる
耳と同じで、立っていれば元気で下がっているとその逆です。
★肉球に汗
ストレス過多で肉球に汗をかきます。緊張度合いが高いほど、汗の量が増えますので注意。
★ヒンヒン鳴く
緊張を超えて怯えています。
このようなサインが出ているのは、ストレスです。
できるだけ、ワンちゃんが病院に慣れてもらうように信頼できる獣医さんと出会えれば良いですね!
信頼できる獣医さんに診てもらうメリットは、ワンちゃんが慣れたり・ワンちゃんの個性を病院のスタッフが分かって対応できたり、元気な時のデータが存在して処置が早くできたり等々あります。
あなたの愛情で、わんちゃんの健康寿命を伸ばしてあげましょう!!!
トイレの練習
室内飼いのトイレの練習
室内飼いではまず最初にトイレの練習をしなければなりませんね。
部屋の中がオシッコやウンチで汚されたら大変ですから、子犬が家に来た初日から練習を始めましょう。
ワンちゃんが家に来たら少しの間観察します。すると、オシッコをするタイミングが見えてきます。朝起きた後、遊んだ後、食事の後…
あなたは、ワンちゃんをよく観察して、オシッコのタイミングを見極めましょう。
次に、ワンちゃんがトイレをして良い場所を決めて、その部屋全体にペットシーツ(新聞紙でも可)敷き詰めます。そして、ワンちゃんがオシッコをするタイミングが
近づいたら「オシッコはトイレ」など合言葉を決めておいて、その合言葉を言いながらワンちゃんの後をついてまわります。この時は部屋中トイレなのでどこでしてもOKなのですが、合言葉を教える感じで歩きましょう。トイレの上でできたら「いい子だね」と言って優しく笑顔で褒めましょう。
何日か同じことをしていると、複数回オシッコをする場所と全然しない場所が出てくるはずです。あなたとワンちゃんでは目線の高さや嗅覚の違いから場所の好みが違います。まずは、ワンちゃんのストレスがかららない場所でさせてあげ、あなたはトイレの上でするときの合言葉を教えるようにしましょう。
そして、よく使う場所と全然使わない場所が分かったら、一回も使わない場所のペットシーツを取り除きます。すると、部屋の中が千鳥格子のようになります。そして、オシッコのタイミングで「オシッコはトイレ」と合言葉を言いながらついてまわります。トイレの上でできたら褒めてあげます。もし、違う場所でしそうになったら、途中でもかまわないのでトイレの上に連れて行って、必ずトイレの上で最後の一滴が出るようにします。そうしたら褒めてあげます。
失敗したときに叱ったりすると、オシッコの行為が悪いことだと認識してしまうので、最後は褒めるようにします。
こうして、徐々にペットシーツの数が減っていき、1~2か所残して取っていきます。この間も合言葉を言いながらついて行き、トイレの上でできたら褒めます。やがて最後の1枚になったら、それがワンちゃんの一番気持ちよくできる場所です。その頃には、「オシッコはトイレ」の意味も理解していると思います。さらには、トイレの上でできれば褒めえもらえると思っているはずです。
ここで問題は、ワンちゃんが決めたその場所があなたにとって都合が良いかわかりません。そこで今度は、毎日15~30センチづつ移動して、あなたの都合の良い場所へ持っていきます。
この時も、合言葉を言い、できたら褒める。失敗しても叱らずトイレの上で最後の一滴
までさせえ褒めてあげましょう。あなたの決めた場所まで移動したら完了です。
必ずできるようになるので、優しく見守ってあげましょう!
主治医を決めよう
主治医を持ちましょう!
あなたのもとにきて、15年ほどの長い年月を(我が家の最高齢は19歳でした)一緒に過ごすワンちゃん、できるだけ主治医を決めましょう。
ワンちゃんも人間同様に個性や犬種による特徴もあるので、子犬時代から診てもらっていれば、その病院のスタッフがあなたのワンちゃんの扱い方に慣れたり、過去の元気な時のデータがあったりと、万が一の時素早く対応してくれるはずです。
長くおつきあいしていれば、主治医さんと信頼関係が築けます。具合が悪くなってバタバタ探すより、信頼できる主治医さんを是非持ってください。
病院を探す時のポイント
- 診察室や入院施設がいつでもキレイ
- 検査結果の説明が分かりやすい
- 治療方法・期間・費用などを分かりやすく説明してくれる
- 高額治療・長期間の治療は相談する
- 原因不明の時は、やたらに薬を出さない
- 薬の種類と効果を分かりやすく説明してくれる
- 評判が良い
参考にしてください。
最期に…あなたの優しいさでワンちゃんの健康寿命を伸ばしましょう!
歯磨きと爪切り
ワンちゃんの健康管理で、歯磨きと爪切りも必要です。
爪切り
爪を長くしたままだと、お散歩の時に引っかかったり、思わぬケガの元になります。
爪の伸び方は様々ですので、あなたのワンちゃんを観察して、伸びたら切ってくださいね。
爪切りはペットショップなどで売られているものでOK。
爪の芯は血管が通っているので、外側からちょっとづつ、血管を切らないように注意しながら切りましょう。
歯磨き
健康寿命を伸ばしてあげたいですよね!
歯磨きも必要です。
歯についた汚れは歯石になり歯周病や歯茎の病気を呼びますし、歯がキレイなら見た目が良いだけでなく、口臭もなくなります。
歯磨きはワンちゃんの口の大きさに合わせた歯ブラシでやります。
(人間用でもOK)
歯磨き粉は無しで、ぬるま湯などで歯ブラシをすすぎながらやりましょう。奥歯は特によごれやすいので注意です。
頻度はできるだけ、毎日。
ワンちゃんの歯を見て、歯と歯茎の間に茶色い汚れがあれば、歯石です。
歯石は毎日柔らかいフードを食べているワンちゃんに付きやすいようです。
自分で問う場合は、人間用のスケラーか消毒した小さなマイナスドライバー等で、その汚れを剥ぐようにとります。(歯茎を否めないように注意が必要)
わたしは、ビビりなので獣医さんにやってもらってます。
最期に
ワンちゃんの健康はあなたの観察眼によるところが大きいです。
優しく見舞ってあげましょう!!!
犬のシャンプー
ワンちゃんのシャンプーしてますか?
ワンちゃんのチャンプーは月に平均1~2回やってあげましょう!
(冬場は様子をみながらやりましょう)
自宅でやる時は、風呂場や庭だと思いますが、特に風呂場でやるときは抜け毛で排水溝が詰まらないように注意してください。
まず、ワンちゃんの体をまんべんなく濡らしましょう。シャワーは顔からかけるとびっくりするかもしれないので、お尻からかけます。
お湯の温度は35~37度で「少し温いかな?」くらいがGOODです。次に、シャンプーを手に取って、優しくもみ洗いするように汚れを落とし、汚れが取れていない感じなら2度洗いもOKです。泡立ちが十分で汚れが取れたら、よくすすいでください。
これが不十分ですと、フケ・痒みの原因になります。お腹(体の下側)は泡が残りやすいのでよくすすいでください。
ワンちゃんの地肌な丈夫な被毛で覆われているので、人間の肌より弱いと思います。よって、汚れがひどくないときは、低刺激なものや植物性などのシャンプーがおススメ。
また、すすぎの時にワンちゃんの耳に水がはいらないようにご注意を。
もし入りそうなら、綿をつめてみてはいかがでしょう?
終わりに
シャワーの後に濡れたままにしておくと、体についた水滴がレンズの役目を果たし光を集めて、火傷の症状を起こす可能性も。
濡れたアンダーコートに汚れが付くと毛玉になり、冬には風邪をひくかもしえません。
夏には、水蒸気が体を覆うことになり、熱中症の原因になります。
シャンプーの後は完全に乾かしてあげましょう。
ドッグフードの選び方
ワンちゃんの毎日の健康をキープするために、良質な食べ物は欠かすことはできません。
あなたは、ワンちゃんの年齢・体型・体調・運動量などを考慮して最適なフードを選んであげる必要があります。ワンちゃんは我々人間とは違い、毎日必要な栄養素も全然違います。
あなたのワンちゃんは自分で栄養管理することはできないので、飼い主であるあなたが栄養管理する義務があります。
ワンちゃんの欲しがるものだけ与えていては、寿命を縮めるかもしれませんし、デブになって病気になるかもしれません。
ワンちゃんの必要栄養素を考えて、人間の食事で賄おうとすると30種類以上の品数を毎日ワンちゃん用に準備しなくてはなりません。
これは大変ですので、フードメーカーが研究したドッグフードが売られていますので、この中からあなたのワンちゃんに合ったものを選ぶのも一考ですね。
ドッグフードには
- おやつ
- サプリメント
- 総合栄養食
などがあり、「総合栄養食」はそのフードと水だけで、ワンちゃんに必要な栄養を全て満たすことができます。
フードの原材料について、日本では法的規制がないので、「ペットフード法制取引協議会」や「ペットフード工業会」といった組織が規制をしています。
フードは価格で分類すると
- エコノミー
- プレミアム
に分かれます。
高価なほうがプレミアムですが、これといった基準はありません。
形状から大きく3分類できます。
- 堅い「ドライフード」
- 缶詰などの「ウエットフード」
- 半練りの「セミモイスト」「ソフトドライ」
「ドライフード」は比較的安価で、毎日たくさん食べる大型犬に向いています。「ウエットフード」はちょっとお高いのですが、添加物が少なくて、自然食に近いのがGOODです。
でも…歯石が付きやすいのが難点で、一度開けてしまうと日持ちしません。
「セミモイスト」「ソフトドライ」も同じ感じです。
また、ワンちゃんの年齢による、必要な栄養素の変化から色々なものが販売されています。
分類は
- パピーフード
- 成犬用
- シニアフード
「パピーフード」は生後1年未満に与えます。子犬は人間に比べて12倍速く成長するので、12倍の栄養素が必要になります。
成犬でも、妊娠時や出産直後などたくさんの栄養が必要な時は与えることがあります。
「成犬用」は大人になってもパピーフードを与え続けると、必要以上の栄養を取ることになりデブになって、病気になるので成犬用を与えます。
「シニアフード」はおおよそ7~8歳になったら切り替えます。
普段から食事に注意を払ってあげ、運動量やうんちの様子をみてどのようなフードが良いか選んであげましょう。
悩んだら、獣医さんに相談するのも良いと思います。